-거늘
~であるのに、~であるからには
古文調の逆接・理由です。叱責や訓戒の文脈で使われ、聖書や古典に現れます。
つけ方
| 状況 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| すべての語幹 | -거늘 | 하다 → 하거늘 |
| パッチム | 関係なし | 좋거늘 |
| 名詞 | (이)거늘 | 학생이거늘 |
| 過去 | -았/었거늘 | 했거늘 |
| 後ろ | 叱責・反問 | 어찌 -느냐? |
| 近い形 | -건만 | 残念さの逆接 |
-건만 とどう違うか
古文調の逆接を示します。내가 그토록 일렀거늘 어찌 잊었느냐(私があれほど言ったのになぜ忘れたのか)。
건만 との違いは調子です。-건만 が残念さ・嘆きなのに対し、-거늘 は叱責・詰問。後ろに反問が来ることが多い形です。
理由の用法もあります。사람이거늘 어찌 실수가 없겠는가(人であるからには失敗がないはずがない)。「〜であるからには」という前提の提示です。
聖書や古典で頻繁に見られる文体です。現代語では -는데도 や -(으)니 が対応します。
例文
여러 번 일렀거늘 어찌 듣지 않았느냐.
何度も言い聞かせたのに、どうして聞かなかったのか。
이치가 그러하거늘 달리 볼 것이 없다.
道理がそうであるのに、別に見るべきものはありません。
누구나 아는 사실이거늘 새삼 물을 일이 아니다.
誰もが知る事実であるのに、改めて問うことではありません。
그토록 애썼거늘 어찌 이런 결과가 나왔는가.
あれほど努めたのに、どうしてこんな結果が出たのか。
손수 만들거늘 어찌 값을 따지겠는가.
手ずから作るのに、どうして値を論じようか。
뜻이 굳거늘 무엇을 더 말하랴.
志が固いのに、これ以上何を言おうか。
紛らわしいもの
まちがえやすい点
학생거늘
학생이거늘
名詞には (이)거늘 をつけます。
했거늘 좋았다.
했거늘 어찌 잊었느냐.
後ろには叱責や反問を置きます。
친구야, 말했거늘.
친구야, 말했는데도 왜 그래.
日常会話では使いません。
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